最近SNSやYouTubeを見ていると、「100億円トレーダー」という派手な肩書きを見かけることがありますよね。投資の世界で100億円って聞くと、「え、本当にそんなに稼げるの?」と疑いたくなる気持ち、正直わかります。私自身、最初は「どうせ怪しいんでしょ」と思っていました。ですが実際に手法を学んでみると、怪しい部分もありつつ、意外と参考になる部分もあったので、この記事で体験談としてまとめてみたいと思います。
100億円トレーダーって何者?
まず「100億円トレーダー」というのは、名前の通り資産100億円規模を築いたとされる投資家を指しています。代表的なのは株やFX、仮想通貨といった分野で、圧倒的な資産を築いた人たちです。
もちろん全員が本当に100億円を持っているかは確認のしようがありません。中には「推定資産」という形で言われているケースも多く、情報はかなり曖昧です。とはいえ、数十億単位を稼いだトレーダーが存在するのも事実なので、「全部嘘」というわけではなさそうです。
なぜ怪しいと思われるのか?
では、なぜここまで「怪しい」と言われてしまうのでしょうか。大きく3つの理由があります。
1:金額が現実離れしている
普通の生活をしている私たちにとって「100億円」という数字はあまりにも大きすぎます。宝くじでも当てない限り想像できませんよね。だからこそ「本当に稼いでるの?」と疑ってしまうのです。
2:情報商材の販売がある
一部の「100億円トレーダー」と呼ばれる人は、自分の投資手法を教材として販売しています。しかも数十万円するものもあり、「結局は商材ビジネスなのでは?」と思われてしまいます。
3:成功体験ばかり語られる
SNSやYouTubeでは「〇億円稼ぎました!」という華やかな実績ばかりが目立ちます。でも、失敗や大きな損失についてはあまり語られません。そのため、全貌が見えず怪しさが残ってしまうのです。
実際に学んでみた内容
私もいくつかの「100億円トレーダー」の教材や発信内容を調べてみました。結論から言うと、「全部怪しい」わけではなく、投資初心者にも役立つ部分が確かにありました。
具体的に役立ったのは以下のような点です。
- 資金管理の大切さ
- レバレッジを抑えること
- 勝率よりもトータルでプラスにする考え方
これらはどれも投資の基本ではありますが、派手な成功談に隠れてしまいがちです。むしろ実際に教材を見てみると「堅実なことを言っているな」と感じました。
ただし気になったのは、やはり「再現性が低いこと」。紹介されているトレード手法は、ある程度の経験や相場観がないと実践できません。初心者がそのまま取り入れても同じように稼げるわけではないと思いました。
取り入れるべきか?やめるべきか?
結論としては、「鵜呑みにせず、自分なりにアレンジして取り入れるのはアリ」というのが私の考えです。
- 少額で試してみる
- 勝ち負けを必ず記録する
- SNSの派手な実績は真に受けない
この3つを意識すれば、無駄に振り回されず冷静に学べます。逆に「これをやれば絶対儲かる!」と思い込んでしまうと、痛い目を見る可能性が高いです。
まとめ:100億円トレーダーは本当に怪しいのか?
最終的に私が感じたのは、「怪しい部分はあるけど、学べる部分も確かにある」ということです。
・数字のインパクトが大きすぎて信じにくい
・一部は教材販売でビジネス色が強い
・ただし投資の基本に関しては正しいことを言っている
この3点を踏まえて考えれば、冷静に情報を取捨選択できるはずです。
結局のところ、投資で成功するには「自分で考え、自分で判断する力」が一番大切なんですよね。100億円トレーダーの情報も、その一つの材料として参考にするくらいがちょうどいいと思います。
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