「隣の億万長者」を学んだ結果(要約)
こんにちは。今回は『隣の億万長者』という、ちょっと変わった切り口のマネー本を読んで、「え?お金持ちってそんな人たちだったの?」と、イメージがガラッと変わりました。
この本、読んでみるとめちゃくちゃ意外性があるんです。
「お金持ち=派手な生活をしてる人」だと思っていたら…全然違いました。
1:億万長者の多くは“そこらへんにいる”普通の人
まずビックリなのが、アメリカの億万長者の多くが「普通の住宅街」に住んでいるという事実。
ベンツもフェラーリも持ってないし、スーツはセールで買うし、レストランもチェーン店で満足。
この本の調査によると、実際に資産を何百万ドルも持っている人の多くが、質素な生活をしているんです。
つまり、見た目じゃ分からない。
「お金持ちそうに見える人=お金持ち」とは限らないんですね。
2:「稼ぎ」より「残し方」が重要
本書では、「お金を稼ぐ力」と「お金を残す力」は全く別物だと語られています。
たとえば、年収1000万円でも、毎年ギリギリまで使っていたら資産は増えません。
逆に、年収600万円でも生活を工夫して投資・貯金している人は、どんどん資産を積み上げていきます。
ポイントは、**「どれだけ使わずに残せたか」**なんです。
3:彼らの共通点は「倹約」
億万長者たちの最大の特徴、それは**「めちゃくちゃ質素」**であること。
・中古車を買う(しかも10年乗る)
・自炊が多く、外食はほとんどしない
・ブランド品には興味なし
・子どもにも無駄な教育費はかけない(必要なところだけ)
この“倹約マインド”が、資産形成の土台なんです。
そして驚くことに、彼らはその生活を**「我慢してる」と感じていない**。
むしろ「無駄にお金を使うのが嫌だ」と思っているようです。
4:「自分のライフスタイル」を知っている
もう一つの特徴は、「自分にとって何が大事か、ちゃんと分かっている」こと。
つまり、他人の価値観に流されない。見栄を張らない。
友達がブランドを買っていても、「それは自分には不要」と割り切る。
これは簡単なようで、実はめちゃくちゃ難しいですよね。
でも、これができる人だけが、「静かに資産を築く」ことができるんです。
5:「親の援助」が子どもをダメにする?
この本にはちょっと耳が痛い話も出てきます。
それが、「親からの金銭的援助を受けすぎた子どもは、自立できない」という内容。
億万長者の多くは、「子どもに無条件でお金を渡す」のではなく、「自分で稼いで生きる力」を育てる教育をしているんです。
・車は自分で買わせる
・大学費用も一部負担にする
・生活費は甘やかさない
こうすることで、子どもは「お金を得る=努力が必要」と自然に学ぶのだとか。
6:「一生使えるお金の哲学」が詰まってる
この本は、「お金をどう増やすか」だけじゃなく、
「どう生きるか」「どうお金と付き合うか」という哲学的な問いを投げかけてきます。
・収入にかかわらず質素に生きる
・投資と貯蓄を習慣にする
・見た目や周囲に惑わされない
・他人に合わせない生き方を選ぶ
これって、高校生にとってもめちゃくちゃ大切な視点だと思うんです。
7:まとめ:「静かに金持ちになる」人の習慣
この本の最大の教訓は、
**「お金持ちになる人は、そもそもお金に困らないような生き方をしている」**ということ。
・稼ぎすぎない
・使いすぎない
・見栄を張らない
・周りに流されない
一見地味。でもその地味さが、数十年後に“自由な人生”として返ってくるんです。
【最後に】「普通の生活こそ、最強の投資法」かもしれない
この本を読み終わって、「あ、無理して年収を上げなくても、コツコツやれば十分資産は作れるんだな」と思えました。
もっと言うと、「お金持ち=自由な人」っていうイメージそのものが変わった気がします。
金ピカな生活をしてる人だけが勝ちじゃない。
地味でも、自分の価値観で静かに資産を築く人が、実は最も賢いのかもしれません。
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