どうも土屋です。

バイト先の高圧的な上司のパワハラに
2ヶ月耐えてようやく手に入れた
給料の全てを失いました。

「お前が投資で成功できるわけないじゃん」

と、

友達にバカにされました

飲み会では上司に
「お前ってプライベートでも無能だね」
とバカにされました。

どうしてこんな酷い人生に
なったのかというと

貯金した100万円を投資につぎ込んだのが
全ての始まりでした。

それから6年間たくさんの
投資の名著、先生から学んで
実践した結果がコレです!

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Fooled by Randomnessを学んだ結果(要約)

Fooled by Randomnessを学んだ結果(要約)

こんにちは。今回は、ナシーム・ニコラス・タレブさんの『Fooled by Randomness(邦題:まぐれ)』を読んで、「あ、これ人生の見え方が変わるかも…」と思ったので、フランクな敬語でわかりやすく要約していきます。

この本のテーマはズバリ、「人はどれだけ“運”に騙されているか」

特に投資の世界やビジネス、スポーツの成功なんかでありがちな“勘違い”をぶった斬っていく内容です。


1:成功してる人が「実力者」とは限らない

まず、タレブさんははっきり言います。

「成功=実力」とは限らない。

「たまたま運が良かっただけ」の場合もめちゃくちゃ多い。

例えば、1000人の投資家がいたとして、毎年ランダムに売買していたら、10年後には1人くらい“超勝ち組”が現れます。でもその人は「実力」で勝ったのか、「まぐれ」だったのか、判断がつきにくいんですよね。

成功には“運”が紛れ込んでいる。

この視点が抜けると、人は簡単に「自分は天才かも」と勘違いします。


2:人間は「意味を作りたがる生き物」

人って、偶然の中に“意味”を見出すのが好きなんです。

例えば、ある会社が急成長したとき、「社長の経営手腕がすごい」とか「この商品がウケたから」といった理由づけをしたくなります。でも実際には「時代の流れ」や「競合の失敗」といった偶然の外部要因が大きく関わっていたりします。

タレブさんはそれを「ナラティブの罠(物語化の罠)」と呼んでいます。


3:失敗は目に見えにくい

成功者ばかりが目立つ社会では、「失敗者の山」が見えにくくなります。

例えるなら、戦争から帰還した戦闘機に穴が空いてる場所を補強する、という話。実は「帰ってこられなかった機体」がどこに被弾していたのかを見ないと、本当の弱点はわからない。

同じように、生き残った成功者だけを見て分析しても、真実にはたどり着けないんです。


4:人は「確率」が苦手

タレブさんは、人間の脳は確率をうまく扱えないと語ります。

例えば、

  • コインを10回投げて、10回表が出たら「次は裏が出るはず」と思う
  • 小さな勝ちが続くと「自分はツイてる」と思ってリスクを取りすぎる

こういった「確率の錯覚」によって、人はしょっちゅう間違った判断をしてしまうんです。


5:「再現性のない成功」に要注意

例えば、短期的に大儲けした投資家やトレーダーがいたとしても、それが本当に“実力”だったのかどうかは、長期的に見ないとわかりません。

「成功者の真似」は、実はかなり危険。

表面的なテクニックよりも、その裏にある「再現性のある考え方」や「リスクとの付き合い方」を学ばないと、いつか運が尽きたときに破滅します。


6:「ランダムさに強い人」が勝つ

この本でタレブさんが強く伝えているのは、**「運や偶然とどう付き合うかが、人生の分かれ道になる」**ということ。

・運に過信しない

・成功しても自惚れない

・失敗しても自分を責めすぎない

・運が悪くてもコツコツ続ける

こういった“ランダムさを前提とした生き方”こそが、実は地に足のついた考え方なんです。


7:結局、地味な思考力が一番強い

タレブさんが提唱するのは、地味だけど本質的な思考法です。

  • 「データを見るときは、生存バイアスに気をつけよう」
  • 「偶然を偶然として認識しよう」
  • 「一発逆転より、小さな成功を重ねよう」
  • 「自分の判断が感情に引っ張られてないか冷静に考えよう」

こういう視点って、高校生にもめちゃくちゃ大事なスキルだと思うんですよね。

部活でも受験でも、結果がうまくいった/いかなかっただけで判断するのではなく、「その結果はどんな背景があったのか?」と考えることが、思考の筋トレになります。


【まとめ】「まぐれ」に惑わされずに生きる方法

『Fooled by Randomness』を通じて学べる最大のことは、

「世界は“まぐれ”でできてる。だからこそ、自分の判断を磨くしかない」

というシンプルな事実です。

  • 誰かが成功しているのは「たまたま」かもしれない
  • 自分が失敗したのも「たまたま」かもしれない
  • でも、そこから何を学ぶかは、完全に自分次第

だからこそ、表面的な結果じゃなく、自分の「思考スタイル」や「判断力」に投資しようというのが、この本の大切なメッセージです。


【おまけ】ブラック・スワンとセットで読むと最強

ちなみに、『ブラック・スワン』と『Fooled by Randomness』は、タレブ思考の“前編・後編”みたいな関係です。

・『Fooled by Randomness』は「人間は偶然をどう誤解するか」

・『ブラック・スワン』は「予測不能なことが世界をどう変えるか」

この2冊を読むと、「世の中って自分が思ってたより全然読めないし、だからこそ備えることが超重要なんだな」と納得できると思います。

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