どうも土屋です。

バイト先の高圧的な上司のパワハラに
2ヶ月耐えてようやく手に入れた
給料の全てを失いました。

「お前が投資で成功できるわけないじゃん」

と、

友達にバカにされました

飲み会では上司に
「お前ってプライベートでも無能だね」
とバカにされました。

どうしてこんな酷い人生に
なったのかというと

貯金した100万円を投資につぎ込んだのが
全ての始まりでした。

それから6年間たくさんの
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会社の数字はウソをつく を学んだ結果(要約)

会社の数字はウソをつく を学んだ結果(要約)

こんにちは。今日は「数字」を信じすぎると痛い目に遭う、という話です。

企業の決算書って、どこか神聖で、まるで“真実の書”みたいに思っていませんか?

でも実は…その中には、巧妙なトリックや仕掛けが潜んでいることもあるんです。

今回ご紹介するのは、ハワード・シュリッドさんとジェレミー・ペルツさんが書いた『会社の数字はウソをつく(Financial Shenanigans)』。

タイトルからしてヤバそうな匂いがしますよね。でも、その直感、正解です。

この本は、「いかにして企業が決算書をごまかすか」をテーマにした、いわば“数字の嘘”の暴露本。

でも怖がる必要はありません。今日はその内容を、できるだけカンタンに、そしてリアルにお伝えします。


なぜ企業は数字をごまかすのか?

まず大前提として、上場企業って「株価」がめちゃくちゃ大事なんです。

なぜなら、株価が下がれば経営者の評価も下がるし、場合によってはクビになります。株主からのプレッシャーも凄い。

だから彼らは「良く見せたい」と思う。そうなると、出てくるのが“数字のマジック”なんです。

言い換えれば、「現実はイマイチだけど、見た目だけはイケてる風にしたい」ってこと。

で、それをやる場所が、財務諸表(決算書)ってわけです。


数字のトリックって、たとえば何?

本書では「シェナニガン(Shenanigans)」という言葉を使っています。

これ、英語で「ずる賢いごまかし」とか「インチキ」って意味。

では、実際にどんな“数字のごまかし”があるのか、例をいくつか紹介します。

1:売上の“前倒し”計上

ある会社が「来月の売上になりそうな案件」を、今月の売上にしてしまう。

たとえば、まだ商品を出荷していないのに「売れた」として記録してしまう。

もちろん見かけ上は、売上が伸びてるように見えます。でも翌月にはその分が減るので、帳尻は合いません。

これを繰り返すと、いつか“粉飾決算”になります。

2:費用を資産にすり替える

たとえば、広告費や研究開発費といった「普通は費用になるお金」を、会社の“資産”として扱うとどうなるか。

費用にすれば利益は減りますが、資産にすれば減りません。つまり、「本当は利益が少ないのに、あるように見せかけられる」ってわけです。

見た目は良い。でも、実態はヤバい。

3:棚卸資産を操作する

在庫が大量にある会社でよく使われる手です。

「売れてない商品」を「まだ価値がある」と言い張って、損失を先延ばしにします。

でも現実にはその商品、売れずに廃棄されたり、値引きされる可能性が高い。

つまり「本当の資産価値」はないのに、あるように見せてるだけです。


数字の裏を見る「3つの目」を持とう

著者たちは「見かけにだまされず、財務諸表を正しく読み解くスキル」が必要だと言っています。

そこで紹介されていた、特に重要な3つのポイントを簡単にまとめます。

1:キャッシュフローを見る

企業がどれだけ現金を生み出してるかを見る「キャッシュフロー計算書」は、意外と正直です。

ごまかされた売上や利益があっても、キャッシュフローが悪ければ要注意。

特に「営業キャッシュフロー」がマイナスの企業は、要警戒です。

2:利益とキャッシュに差がないか確認

たとえば「純利益が増えてるのに、営業キャッシュフローが減っている」なら、それは“数字の操作”の可能性があります。

利益と現金の動きにズレがある場合、その理由をちゃんと調べるクセをつけましょう。

3:注記や脚注を読むクセをつける

財務諸表の下の方にある「注記」や「補足説明」、めんどくさくて飛ばしがちですが、実はここに“トリックの種明かし”が書かれていることも。

数字のごまかしは、完全にバレないようにするのではなく、「こっそり書いておくことで責任逃れする」ケースもあります。


高校生にもできる“ウソを見抜く習慣”

高校生の方だと、いきなり財務諸表なんてピンとこないかもしれません。でも、騙されない力は“習慣”で身につきます。

たとえば、

・何かの数字を見たときに「この数字って本当に信用できるのかな?」と疑ってみる

・メディアやSNSで流れてくる情報をすぐに鵜呑みにしない

・「本当にそうなの?」と1回ブレーキをかけるクセをつける

これだけでも、将来お金の世界で大きく失敗するリスクはかなり減ります。


投資の世界では「信じすぎる人」が負ける

この本の真のメッセージは、「数字は万能じゃない」ってことです。

むしろ、都合よく“作られてしまう”からこそ、僕たちは疑ってかかる必要がある。

そしてその“疑う力”こそが、投資家としての武器になります。

かのウォーレン・バフェットも、「数字は出発点に過ぎない」と言っていました。

財務諸表の奥にある“ストーリー”を読み取れるかどうか。そこに、あなたの未来がかかっているのです。


まとめ:数字は“読める”より“見抜ける”が大事

『会社の数字はウソをつく』は、決算書の読み方というより「騙されない思考法」の本です。

・数字は“正確”ではなく“演出”されていることがある

・キャッシュフローや利益のズレに注目しよう

・注記や小さな違和感に目を向けよう

この3つのポイントを知るだけでも、あなたの“金融リテラシー”は一歩上のレベルに達します。

今後、企業に就職するにしても、株式投資を始めるにしても、「数字を見る目」は必須スキル。

でも大丈夫。今から学べば、ぜんぜん間に合います。

数字は、騙す道具にも、守る武器にもなるんです。

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